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ダイアン35とバストアップ:豊胸・美胸の効果は?
ダイアン35で、バストアップするという口コミを、時折見かけることがあります。一方で、ダイアン35は、特にバストアップの効果はなかったという方もいます。
なお、ダイアン35の効果を考えると、バストアップの効果のある理由としては、次の点が考えられます。
考えられるバストアップ効果 | |
一般的なピルの効果 | エストロゲンの影響 |
一般的なピルの効果 | 黄体ホルモンの影響 |
ダイアン35に特徴的な効果 | 男性ホルモン作用の抑制による影響 |
「エストロゲンの影響」というのは、ピルは女性ホルモン剤であるため、半合成エストロゲンを含んでいるためです。そのため、エストロゲンの量が安定するため、バストアップ効果があるかもしれないということです。
ちなみに、一般的には、バストアップは、女性ホルモンの1つである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の効果が大きいと言われています。そのため、バストアップサプリには、エストロゲンがよく含まれています。また、バストアップのために大豆製品を勧めている方もいますが、その理由は、大豆イソフラボンが、エストロゲンと似た作用をするためです。
ただし、実際には、エストロゲンは、乳房の乳腺細胞を発達させる役割はあるものの、乳房の脂肪を増やす役割はありません。バストアップとは、本来、バストの脂肪を増やすことなので、エストロゲンによるバストアップ効果には、疑問点が多いです。
もしかしたら、エストロゲンにより乳腺が発達した結果、乳腺の周りにある脂肪も増える可能性があるかもしれませんが、科学的な根拠はありません。そのため、ダイアン35のエストロゲンは、バストアップ効果にはあまり関係ないと言えるかもしれません。
「黄体ホルモンの影響」というのは、ピルは女性ホルモン剤であるため、黄体ホルモン剤を含んでいるからです。そのため、黄体ホルモン作用が安定するので、バストアップ効果があるかもしれないということです。
ちなみに、一般的には、排卵後から生理前までは胸が大きくなるのは、女性ホルモンの1つである「黄体ホルモン(プロゲステロン)」の影響によってです。排卵後、子宮内膜は、黄体ホルモンの影響により水分を含み、着床しやすいフカフカな状態となり、妊娠しやすくなります。また、黄体ホルモンの影響は、子宮内膜だけでなく乳房にも及び、乳房に水分が含まれるため、生理前は胸が張ったような感覚となるわけです。ちなみに、生理前は、通常時よりも20%近くバストアップするという研究結果もあります。
しかし、黄体ホルモンによるバストアップは、生理前の一時的なものです。また、黄体ホルモンの影響によりバストアップしたとしても、実際には、胸の脂肪が増えているわけではなく、ただ単に、胸の水分が増えているだけなので、要は、むくみと一緒の女歌です。そのため、ダイアン35の黄体ホルモン剤も、バストアップとはあまり関係なさそうです。
「男性ホルモン作用の抑制による影響」というのは、ダイアン35のみに見られる特殊な効果です。ダイアン35に含まれている黄体ホルモン剤は、他の低用量ピルにはない「酢酸シプロテロン」というものが使われており、「男性ホルモン作用(アンドロゲン作用)」を抑制する働きがあります。
そのため、男性ホルモンの働きが減り、筋肉がつきにくく、基礎代謝も落ちるため、脂肪もつきやすくなるわけです。その結果、胸に脂肪がついてバストアップする可能性は、十分に考えられます。
ただし、ダイアン35により脂肪がつきやすくなるのは、バストだけでなく、全身です。そのため、運動をしない方は、ダイアン35を飲んだとしても、全身に脂肪がついて太るだけです。もし、ダイアン35を飲みながら、きちんと運動やジムでトレーニングして、胸以外の部分の脂肪を絞るなら、ダイアン35でバストアップできるかもしれません。
なお、ダイアン35は男性ホルモン作用を抑制するため、胸を含む全身に脂肪がつきやすくなるだけでなく、皮膚を薄く、柔らかくする効果もあります。そのため、全身の肌がきれいになり、胸の肌もきれいになって、美胸になる可能性も秘めています。
以上のように、ダイアン35は、男性ホルモン作用を抑制して脂肪がつきやすくなるという特殊な効果があるため、バストアップに効果があると考えられます。『ダイアン35』の通販の商品ページは、次のリンク先よりチェックすることができます。